生理痛やイライラを軽くする。新型コロナウイルスに対処する。しかも生き方をラクにする呼吸法

 

辛い生理痛、イライラ、頭痛、腹痛、倦怠感など生理に関連する不快さを、薬で解決せずにらく〜にする方法があるんです。

しかもイヤな気持ちもすっきりさせて、体の免疫を高める効果もあります。ちなみに新型コロナウイルスは、一定の人が他の人よりも、ウイルスに強く反応してしまうことが、オーストラリアのメルボルンで発生した事例により検証されています。この時期、体の免疫をしっかりと高めることが大切。ぜひここで紹介する呼吸法を試してみてください。

体の疲れや痛みを和らげ、免疫力を高る一つの効果的な方法、それが「気の呼吸法」です。呼吸は外呼吸と内呼吸に分けられます。外界から肺へ空気を入れ、また肺から外界へ空気を出すのは「外呼吸」。そして肺に入った酸素を血流に乗せて毛細血管の隅々を通して全身に送り、そこに生じた炭酸ガスや老廃物を肺までもちかえることを「内呼吸」といいます。

人間の肺にある空気の量は3,000CC 4,000CCと言われます。そして普段の一呼吸で入れ替わる量は600CC ~ 700CC。ということは、普段の呼吸の度に肺の中にある古い汚れた空気が入れ替わるまで残っていることになります。これを深い呼吸によって速やかに入れ替え、さらに「内呼吸」の力を最大限にして全身の血流にまで酸素の働きを行き渡らせることが大切です。これが全身呼吸による「気の呼吸法」の真髄です。

「気の呼吸法」の効果は様々ですが、その例としては以下のようなものがあります。 

感覚器官を落ち着かせる

仏教でいうところのサンティンデューロー(santindriyo) は、感覚器官(目、鼻、耳、舌、身、意)をきちんと管理していること。これらの感覚器官はとかくも新しい刺激を求めて、「今 ここ」から遠く離れたところにあることが多いですね。スマホを見ながら食事をとって、味も匂いもほとんど感じなかったり、そうでなくても普段、目は落ち着かず、耳も落ち着かず、人の話もいい加減にしか聞いていない。自分の内なる声には耳さえ傾けない、あるいは自分の内から湧き上がってくる声に呑みこまれてしまって、距離を置いて見つめることができない、などなど。

「気の呼吸法」の呼吸は感覚器官を制御し、落ち着かせてくれる役割を果たします。そして心を「今 ここ」におくことで、常にクリアーな心持ちに保つことを可能にしてくれます。

 

賢明さへの第一歩になる

「気づく」こと、それが賢明さの第一歩です。では何に気づくのか。それは自分が今何を感じているのかを知ることです。感情のままに言葉を発したり行動する前に、いったん立ち止まって、一呼吸おくのです。そこで自分の内側に意識を向け、今何を話そうとしているのか、何を考えようとしているのかを観ること。それが「気づき」の基本です。

この「気づき」はマインドフルネスの基盤でもあります。どんな考えが心に浮かんでも、そこにとらわれない、飲み込まれてしまわない、ただ流れる川の水際わから水面を流れていく木の葉を傍観するような目で、自分の心の中に何が流れているのか、何が起こっているのかを、ただただ観ることです。

 

執着心を手放すことができる

呼吸は、吸って、吐いて、そして消えていきます。それはこの世の万事の現象と同じく、生まれて、没していくものの一つです。すべてのものは生まれて、やがて消えていきます。 それを頭でなく身体で体験することによって、観念ではなく内側からその法則を感じることができます。

執着が少しでも少なくなると、その分だけ心が自由になります。軽くなります。体がラクに、生き方がラクになります。昔は気になっていたことが気にならなくなる、気がついたら忘れていまっている、思い出しても昔のような胃の痛みを伴わず、淡々としていられる。そんな深い効用を、呼吸はもたらせてくれるのです。 

 

「気の呼吸法」

基本となるのは臍下丹田(せいかたんでん)呼吸法です。これはおへその下から9センチほど下にある点で、合気道では心身の精気が集まるところとも考えられています。

一番簡単な方法はまず両手両足を伸ばし、仰向けに寝て、臍下丹田の一点に心をしずめ、口から静かに息を捌けるだけ吐いて、その後1点にしずめたまま、2−3秒待ちます。それから鼻から吸い上げ、吸い終わったら4〜5秒待って吐き出します。最初は無理をしないで、静かにコントロールすることに集中します。

精神を落ち着けて自律神経を整える基本的な呼吸方法には、4秒吸って4秒吐くというものがあり、これはとても効果的ですが、この「気の呼吸法」は、そこから一歩少し進んで、この「吸っている間」と「吐いている間」の境目にそれぞれ数秒おき、その間に「気」のエネルギーを体中にに広く行き渡らせるようにするところが少し違います。

最初始める時は、まず4秒かけて鼻から息を吸い、吸った後6秒待ち、そこからゆっくりと8秒かけて吐き出し、息を吐き切ったところでさらに2−3秒待つ、という呼吸法がわかりやすいかもしれません。ここでの「吸う」「「待つ」「吐く」の割合は4:6:8です。その割合を保って練習していれば、やがて自然にその長さが長くなっていきます。例えば吸っている間が6秒、吸った後に待つ間が9秒、吐く間が12秒です。

これらを1サイクルとして8回行います。吸う時は鼻から。吐く息はできるだけ最後まで吐き切りますが、あまり無理のないように。臍下丹田に宇宙からエネルギーを呼び込み、そこから身体中にその「気」を送るような気持ちで、吸っている時も吐いている時も、いつも臍下丹田に心を集中します。

これは床や椅子の上で座っている時も同じ。背筋を伸ばして肩の力を抜いて呼吸します。目は閉じていても、うっすらと開けていても構いません。この呼吸法を10秒すれば10秒分、毎日続ければ続けた分だけ効果が現れると、合気道の教えに書かれていたことを覚えています。電車の中でも、歩きながらでもできることなので、まずは続けてみてください。

さて、新型コロナウイルスのニュースはまだまだ続いています。WHOによれば、3月22日のこの時点で、新型ウイルスの世界での感染者の数は26万人を超えているとのこと。災害時に備えて、生理用のオプションを用意しておくことは大切なことです。

災害時に強い「月経カップ」

スクーンカップ 本社のある米国、ニューヨークではレストランやカフェがほとんど閉まってしまっているか、あるいはテイクアウトとデリバリーだけのサービスになっています。食料品店の棚からは食糧が消えていき、ニューヨークの街もひっそりとしたまま。欧米では月経カップの支持率が高く、その傾向はこの時期いっそう強く感じますが、日本でも災害時に備えて、「スクーンカップ 」があると安心です。普段から月経カップの使い方に慣れておけば、いざという時も安心。

この呼吸法と一緒にぜひ試してみてください。

 

 

 

 

 


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