スクーンカップの想い

月経カップ

 

私たちスクーンカップは、世界中の生理のある人が「性」にこだわらず、自分らしく生き生きと生きていってほしいという思いを胸に、活動しています。 生理が来るたび、自分の体を厭わしく感じてしまうかもしれません。

しかし、生理とはとても神秘的なもの。

自分の体の神秘を感じ、生理をポジティブに受け入れられてこそ、本当に自分の事を愛し、大切にできると思います。

やりたいことを生理だからと言って楽しめない、あきらめるといったことが少しでも減らせれば、この上なく幸せに思います。

○米国の薬事法でも認定されている製品

SckoonCupは米国製。(米国薬事法認証番号K120107) 度重なるバイオテストの結果、日米それぞれで医療機器承認番号を取得し販売されています。 素材は、外科手術などに使用される医療用シリコーンです。 デザインは、ソフトさとなめらかさにとことんこだわった設計で日本人女性にも合う小さめのサイズ。でも許容量は十分。モレのない安心な生理体験を求める女性におすすめです。 最新の成形テクノロジーによる一体構造のスクーンカップは、空気穴も鋳型の段階から開けられています。だから表面が、つるんとなめらか。シンプルで、洗いやすく、お手入れも簡単です。

日本で初めて「医薬品医療機器等法」に基づいて販売を開始

日本の生理用品は、漂白された白いもの、経血を吸収して捨てられるものとして、 1960年代に「医薬部外品」として流通しました。 現代、たくさんの生理用品が世に出ていますが、今もこの規定は崩されておらず、布ナプキンなどは「雑貨」扱いです。 そんな中、SckoonCupは、「医薬品医療機器等法」に基づいて販売が許された、日本で初めての月経カップです。 これまでの日本の生理用品に対する考え方が進化していく一端を担えたのではないかと、スタッフ一同、大変嬉しく思っています。

日本人の体形に合う形を追求

月経カップはこれまでも、海外からの輸入で日本にも入ってきていました。 でも、カップの形が大きい等の理由で、欧米人と比べて体の小さな日本人には少しハードルの高いものでした。 そこで、SckoonCupは、体の小さな日本人の体形に合うよう、研究を重ね、ユニークな形に辿りつきました。形は小さく、しかし、容量は他社の物と遜色のないもの。 体内で開きやすいように、少し硬めで跳ね返りのバネがきつく、取り出す時に痛みを感じるカップが多い中、SckoonCupはとてもソフトで、尚且つ、しっかりと開くよう設計されました。 日本人の為に考えられたSckoonCupは、今や世界中で愛される月経カップです。

男性にも女性の「生理」を理解してほしい

長く、日本の性教育は男女分かれてなされてきました。
小学生の時、女子だけ集められて「生理」の話を聞いたことを思い出します。
それは、まるで女の子だけのタブーのようで、何を話していたのかを聞いてくる男の子に対して恥ずかしい思いをしました。 それは、大人になっても同じで、生理の事を女の子同士でも公で話すことは恥ずかしいことだという観念になっています。
そんな私が大人になり、逆に男性の体について何も知らないという事に気付きました。
私事ですが、男児を出産して、初めてネットや本を読んで男の子の体について調べた位です。
男性の中には「生理って、月に一度出血するんでしょ?」くらいの知識の方もいらっしゃいます。
もちろん責められた話ではありません。
生理痛や、情緒の不安定、ホルモンバランスによる肌荒れなどに対し、理解がないばかりに振り回されたり、つい、女性が傷つく言葉をかけてしまったり。
生理は女性にとってなくてはならないもの。 生理を男性にも理解してもらいたい、そして、お互い支えあえる世界になってほしいと思います。

生理と向き合う

「また生理がきた…」「生理なんてなくなればいいのに」 そんな声をよく聞きます。
毎月訪れる生理の為に、行動が制約されたり、生理痛に苦しむことになる。 どうしても生理に対してネガティブになってしまいますよね。

生理とは、何か。 赤ちゃんができるために子宮内に赤ちゃんのベットが作られます。卵巣から卵子が子宮までやってきますが、妊娠していなければそのベットはいらなくなりますね。 体内の酵素によって溶かされたベットは、生理の経血として体外に排出されます。 これが生理の仕組みです。
経血は赤いことから血液だと思われていますが、経血の中に含まれる血液はたったの10分の1ほど。 これが毎月体内で行われるのです。

では、生理痛や情緒不安定、肌荒れはどうして起こるのでしょう。 女性ホルモンと呼ばれるものは、卵胞ホルモン(エストロゲン)黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類です。

卵胞ホルモン(エストロゲン)は、排卵期の前に分泌されます。 女性らしい体つきを作り、妊娠に備えて子宮内膜を厚くします。 肌の調子も良くなり、体調もよくなります。 排卵期に備えて女性の魅力が花開きます。

黄体ホルモン(プロゲステロン)は受精卵の着床に備えて、子宮内膜をより厚くし、柔らかくする働きがあり、 妊娠に備え、体温を上げる(基礎体温の高温期をつくる)妊娠に備え血管を拡張させて、骨盤内に血液をためる一方で、血行が悪くなる、抗鬱状態を作りやすくなったり、体に水分や栄養素を蓄えるため、むくみやすかったりします。 生理前、生理中のイライラやお肌のダメージはこの黄体ホルモン(プロゲステロン)によって引き起こされます。

ホルモンのバランスが1ヶ月の間に変化することにより、私たちは生理に振り回されているように感じてしまいますが、子供を作ることの為に必要な働きが備わっているんですね。 このことを感じて、ご自身の体と心に向き合い、食べるものや生活習慣を見直すことで、生理痛や生理の不快感をコントロールすることも可能です。

「生理と向き合うことは、自分の体をいつくしみ、自身の体と向き合うこと。」 私たちはそう感じています。

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